SP-Automationとは?
ROS2 × EatherCAT |
「複雑な演算ができる上位システム(ROS2)と、高速な制御ができるローカルシステム(EtherCAT) 」
を融合させた次世代制御システム
高度で卓越したノウハウや技術者がいなくても、容易にロボット開発が可能に
SP-Automationでロボット開発の課題を解決
ロボット開発において、技術的なハードルが高くお困りではありませんか?
例えば・・・
☞ロボット開発する為の「卓越した技術ノウハウ」
☞技術を駆使する「エンジニアの確保」
☞試作・開発の為の「膨大な開発工数」
☞様々なシステムを連携し操作する
「複雑なオペレーション操作」
☞全てにかかってくる「膨大なコスト」


SP-AutomationとKobotのサポートで、技術課題を解決します!
|SP-Automation 概略図

|ROS2
SP-AutomationはROS2を活用します。
1.ROS2とは
ROSとは「Robot Oparation System」の略で、ロボット開発の為のオープンソースのソフトウェアプラットフォームの事です。
ROS2は従来のROSの問題点を解決するべく2014年に開発が開始され、2017年に正式リリースされたバージョンアップ版となります。
ロボット開発や技術者育成の主要な障壁は、関節値が羅列された文字だらけの操作画面で、ロボットの動作を想像しなければならない難しさにありました。
しかし、オープンプラットフォームであるROS2を活用すれば、直感的で豊富なツールを無料で利用する事ができ、自社では開発が難しい様な機能も補えるため、現在利用が急速に伸びています。
ROS2はロボット開発の難易度を下げ、技術者リソースの創出を果たすためのキーとなります。
2.増大するAI技術の活用ニーズに対応
高度な自動処理のためにAIの活用ニーズは確実に増えていますが、その実現には高度な技術力と時間が要求されてきました。
ROS2アプリケーションを活用すれば、モーションプランニング、逆動作、視覚化、衝突チェック、制御を自動演算し、ディープラーニングの仕組みの構築を容易にすることでAI活用のハードルを大幅に下げます。
特にPlay MakerとMove Itという標準アプリケーションは直感的操作と3Dグラフィックを提供している為、タッチパネル上の容易な操作を可能にし、高度な知識や経験を要さずともAIの構築を可能にします。
|EatherCAT
SP-Automationでは独自開発した制御コントローラにより、EtherCAT通信管理用のAPIとIPコアが、ROS2標準通信プロトコルであるDDS 通信の管理を行い、ROS2⇔EtherCAT用のAPIを介して大量のデータを迅速に送受信することが可能です。
従来のフィールドネットワークでは、コントローラに専用の通信チップを増設することが必要でしたが、このコントローラ基板があれば、既存のEthernetの資産を転用でき、特別なハードウェアの増設なしに制御コンピュータとして活用が可能です。
|画像処理技術
SP-Automationでは、CMOSイメージセンサからの画像データを取込み画像処理をおこなうアプリケーション等も活用する事で、ピック・アンド・プレース等のロボットシステムのティーチングプログラム構築を容易に行えます。

|各種コントローラ基板
1.メインコントローラ制御基板(商品名:UZ100)

UZ100は、ROS2, EtherCAT,画像処理を制御する為の多くのインターフェイスを備えた制御基板です。
基板サイズ | メインIC |
---|---|
250 × 200 mm | AMD Xilinx Ultrascale + MPSoC |
2.DCサーボモータドライバ基板(商品名:Kyros)
SP-Automationでは、DCサーボモータ制御に最適なドライバ基板 Kyrosシリーズを展開しています。